2010-08-31
VIA ARTiGO A1100を入手
小型パソコンというよりもEmbedded機と考えたほうが正解かも。
理由は、VIA ARTiGO A1100のみでインストールを完結できない。
組み立てのため用意したディスクはCFDのCSSD-SM32NI、
メモリはCFDのD2N800CQ-2GLZJ
組み立て後、WindowsXPProをインストールするためUSB接続のDVDドライブを接続したが、
BIOSを変更しても、USB-DVDから起動することはできなかった。
BOOTの選択肢に、ネットワークブートとディスクブートしかない。USBメモリはディスクとしてブート可能。
VIAのサイトA1100紹介ビデオの最終部分で組み立て後、Windows7をUSBからインストールする映像が流されていたが、USB接続の光学ドライブはインストールには使えないよというメッセージなのだろうか。
WindowsXPProをUSB-メモリからインストールする方法もネット上では見つけることは可能だが、結構手間が掛かりそう。
私が実行した方法は、インテル製Mini-ITXD510BOXにSSDを接続し、USB-DVDからWindowsXPProを一旦インストールする。
インストールが終了したら、D510BOXからSSDを取り外し、VIA ARTiGO A1100に接続する。
VIA ARTiGO A1100の電源を起動すると、不足のドライバのインストールウィザードが起動するが、WindowsXPProは一応起動するので、順次、ARTiGO A1100のドライバをインストールする。
注:実験および応急措置としての手段として考慮願います。保証するものではありません。
同じSSDでのA1100動作速度は体感的にD510BOXの半分程度。
起動時間は、電源ONから、D510BOXは23秒、A1100は41秒程度。
WindowsXPPro起動時にプログレスバーが表示されるが、D510BOXは2.5回、A1100は5.5回。
気になっていたVIA ARTiGO A1100の冷却ファンの音は、個人差もあると思うが、
気になるかならないか境目くらいです。
アルミ筐体とファンで冷却効率が良いようで、筐体を手で触れても熱さは感じない。
電源をつけっぱなしで夜帰り、朝エアコンのかかっていない事務所に来たときでも
ほんわかと温かみを感じる程度で熱いということはない。
費用対効果から考えると、国内実勢価格\36,000円は、そこそこの性能と、小さいサイズで、まあまあのお値段でしょう。
国内での価格が$243×85円=\20,655円に限りなく近づいて、入手できれば大変幸せだと思います。
注:インストールしたWindowsXPProは、32Bitバージョンです。
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